Service & Solution

サービス・ソリューション

Primavera P6 EPPM

プロジェクト管理ソリューション

近年、エンジニアリングや建設等のプロジェクトは大型化・複雑化が進み、ガントチャート作成ツールや Excel による工程管理が困難なケースが少なくありません。「Primavera P6 EPPM」(以下、Primavera P6)は、大規模プロジェクトの工程管理に最適化されたソリューションであり、企業の全プロジェクトの進捗を一元的に可視化することもできます。
タスクをさまざまな視点でグルーピングした進捗管理や、計算ロジックによる定量的な工程管理など、高度な管理機能により遅延リスク回避に貢献します。

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大規模プロジェクトに最適化
された管理ツール

2

進行中の
全プロジェクトの一元管理
にも対応

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TIS 千代田システムズは
国内 No.1
の取扱い実績
※累計約120社への導入実績(2022年12月現在)

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製品導入から
活用支援コンサルまで
ワンストップ
で対応

視覚的かつロジックベースの工程管理で、遅延リスクを可視化

Primavera P6 の画面は、WBS(作業単位)一覧、バーチャート、必要リソースなどの山積みグラフなどで構成され、プロジェクトの状況を俯瞰することが可能です。また、計算ロジックによる定量的な工程管理の実装で、"経験と勘"による管理業務と比較して精度の向上が期待できます。
すべての情報を単一のデータベース上で扱う仕組みにより、膨大なタスクで構成されるプロジェクトでも計算処理速度の低下が起きにくく、快適なマネジメント業務を実現します。

バーチャートによりタスクごとの工程を視覚的に確認可能

個々のタスクごとの作業期間や進捗が、色分けされたバーで視覚的に確認できます。進捗についてはベースライン(当初計画)と比較することで、遅れが生じている箇所を容易に把握可能です。
特に重要な、プロジェクト全体に遅延の影響が及びやすい「クリティカルパス」は赤色のバーで表示され、工程のボトルネックがひと目で分かります。Primavera P6 は、1万を超えるようなタスクで構成される大規模プロジェクトの場合でも、計画変更に伴うクリティカルパスの期日計算がスピーディーに再計算されます。

タスクを複数ステップに分割して、より詳細な工程管理を実現

個々のタスクをより細かな単位(ステップ)に分割して管理できる「ステップ機能」によって、実際の作業状況を正確に反映した工程管理が可能です。
さらに、各ステップに対して作業負荷に応じた加重を割り当てることも可能で、それに基づきタスクの完了率を計算することができ、より定量的な工程管理に役立ちます。

組織/チームの役割に応じたユーザインタフェースを選択可能

Primavera P6 のユーザインタフェースは、PC用のリッチクライアントに加え、役割別に用意されたWebアプリケーションからの選択が可能です。

プロジェクト管理者向け
【リッチクライアント/ WEBアプリケーション】

「P6 Professional」

  • さまざまな要素を一画面で視認できる、スケジュール作成や管理業務に適したインタフェースです。
  • WBS 一覧、バーチャート、山積みグラフなどのパーツを自由にレイアウトして、使いやすいビューを設計できます。
作業担当者向け
【WEBアプリケーション/モバイルアプリ】

「TeamMember」

  • 作業を担当する個人/チームが、当日の実績や工数を申告する際に適したインタフェースです。
  • 自らに割り当てられている直近のタスクのみが自動表示され、PCブラウザまたはスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で手軽に入力/報告できます。
経営層向け
【WEBアプリケーション】

「ダッシュボード」

  • 計画に対する実績値を把握し、今後の稼働を予測するためのダッシュボード型のインタフェースです。
  • ポートフォリオ機能を利用することで、複数のプロジェクトを俯瞰して把握でき、事業別の売上・利益なども可視化できます。分散投資や回収計画のシミュレーションにも対応しています。

海外企業と連携するプロジェクトの受注機会を創出

施主が海外企業の案件や、多国籍の企業で構成されるコンソーシアムでは、世界的に高シェアを持つ Primavera P6 での工程管理報告を求められるケースが少なくありません。Primavera P6 の導入で、このような国際的な案件への参画要件をクリアでき、受注機会の増加が期待できます。

在日米軍向けの工事においても、Primavera P6 フォーマットでの工程管理・報告が必要となります。TIS千代田システムズでは、Primavera P6 を導入されたお客様に向け、提出用の工程作成を支援するサービスをご用意しています。

Primavera P6 の代表的な運用例

Primavera P6 は、プロジェクトの目的・規模やステークホルダーの役割に応じ、柔軟な運用スタイルを組むことができます。以下、代表的なパターンをご紹介します。

例①

社内プロジェクトの進捗を把握するための共通基盤として活用

社内の複数部門が、Primavera P6 を共通基盤として進捗報告および管理を行うパターンです。
これまで部門により異なっていた管理手法を一本化することで、社員が他部門に異動した際でも、すぐに工程管理業務に携わることができます。

例②

協力会社ごとの作業工程を管理し、会社間の作業干渉や手戻り発生を防止

複数の協力会社に作業を委託するプロジェクトでは、ある一社の作業が遅延して別の会社の現場出動がムダになったり、手戻りが起きる等の問題が起こりがちです。協力会社からの報告を逐次 Primavera P6 に反映していくことで、各社の動きを正確にコントロールでき、余分な作業コストの発生も抑制できます。

例③

Primavera P6 による工程管理が必須要件の国際プロジェクトへの参画

国際プロジェクトや海外施主に対する工程の報告は、Primavera P6 様式のネイティブファイル(XER形式)またはレポートを提出する方法が一般的です。
協力会社が Primavera P6 を未導入でも、Excelファイルやメール等で受領した計画・実績を Primavera P6 に反映させることで、最新の工程管理情報へ更新できます。

国内取扱実績 No.1※1 のTIS千代田システムズにお任せください

※累計約120社への導入実績(2022年12月現在)

導入支援からトレーニングまで一気通貫で対応

TIS 千代田システムズは、20年以上の Primavera P6 取扱実績を持つ販売パートナーです。エンジニアリング業界に関する高度な業務知識を生かし、Primavera P6 の環境構築から、運用ルール構築、トレーニング、運用支援までワンストップでご提供します。

独自の Primavera P6 日本語サポートをご提供

オラクル社による製品サポートと併せて、TIS 千代田システムズ独自の日本語によるお客様サポートをご利用いただけます。
Primavera の高度な知見を持つ専門チーム「PRIMA-TECH」が、操作方法やトラブルに関するお問い合わせ(メール・Web フォーム)に迅速・丁寧に対応いたします。

クラウド基盤上でのサーバレス運用も可能

Primavera P6 をデータセンターの仮想化基盤上で運用できる独自サービス「PROJECT CLOUD」もご用意しています。
お客様側は物理サーバを新たに設ける必要がなく、アップデートパッチの適用やセキュリティ対策などオンプレミス環境を運用する負荷も軽減できます。

お問い合わせ

 TIS千代田システムズ株式会社 

関連リンク

Primavera P6 標準トレーニング

Oracle Primavera P6を使用してプロジェクトの工程計画作成から実績の入力、スケジュール予実対比までの操作を学習するコースです。P6をはじめてご利用になる方やCPM(クリティカル・パス・メソッド)にもとづくスケジュールの作成方法の基本を学習したい方にお勧めです。
「Primavera P6 標準トレーニング」詳細はこちら

Primavera Cloud

Primavera Cloudは、エンジニアリングや建設等の大規模プロジェクトの工程管理に適した、クラウド特化型ソリューションです。視覚的かつロジックベースの工程管理により、プロジェクトの遅延防止に貢献します。
同じくオラクル社提供のPrimavera P6 EPPMの基本コンセプトを継承しつつ、機能を強化し、より緻密な工程管理や計画立案に対応。マネジメント業務から、現場における日々の作業管理まで、幅広い用途に活用できます。
「Primavera Cloud」詳細はこちら

在日米軍向け工事Primavera P6
工程作成支援サービス

在日米軍工事を受注した業者向けに、米軍から提示される工程作成要領に基づいてスムーズに工程の管理ができるようにご支援するTIS千代田システムズ独自のサービスをご提供しております。
「在日米軍向け工事Primavera P6 工程作成支援サービス」詳細はこちら

Contruent Enterprise

Contruent Enterpriseは、建設や工事など個々のプロジェクトごとに、管理会計ベースでのコスト管理を可能とするソリューション製品です。ERPなどの社内システムから集約したデータを集計し、将来発生が見込まれるコストを反映した、高精度な損益予測を実現。プロジェクトコストの見える化で、不採算案件の早期発見・対策にも貢献します。
「Contruent Enterprise」詳細はこちら

Oracle Aconex

Oracle Aconexは、建設などプロジェクトのステークホルダー間で日々やり取りされる、膨大な「文書・図面ファイル」および「指示・コメント」を漏れなく記録するソリューションです。 誰が・いつ・どのような意思決定をしたかが一元管理でき、コミュニケーションの円滑化に貢献。正確な情報の共有により、作業の手戻りの少ない、快適なコラボレーションが実現します。
「Oracle Aconex」詳細はこちら

プロジェクトマネジメント支援サービス

TIS千代田システムズでは、プロジェクマネジメントのツール販売に加え、貴社へのプロジェクトマネジメント文化の定着に向けた支援サービスを充実させております。
「プロジェクトマネジメント支援サービス」詳細はこちら